会長挨拶(2017.12)

「持続する同窓会に向けて」
同窓会長 柳沢信治

 毎年加わる新同窓生のエネルギーがすばらしいですね。もちろん、20年前の卒業生も活動的な方が多かった事には変わりないのですが、その一方、その年の特色というべきか、その時代の特色もあるようで新鮮な感動も絶えません。

 さて、世の中、少子高齢化が進む中、「持続する社会」が叫ばれる様になって久しく感じます。この問題は、中央高校や同窓会も決して他人事ではなく、予算や人員を中心に様々な影響があります。

 20周年記念事業準備中頃から顕在化しつつあった諸問題へ対し、先代会長含め、各年の同窓会役員一同で様々な対策を打ってまいりました。やり方を変える中で新たな問題が出る事案や、試行の結果がまだ見えていない事案、いったん廃案になった後の再検討で採用となった事案など、紆余曲折を経る中、将来への道が見えて来ています。

 平成27(2015)年度には、平成29(2017)年度の運営も危ぶまれていましたが、まず、会報の隔年化を含む26〜28年度の活動により直近の危機を脱し、30年度頃への延命が実現。その後、28〜29年度の活動結果・予定により10年先にもやっていける姿が見えつつあります。

 今期、会報の電子配信を試験的に行う事も含め、ただのコストダウンに終始する事無く新たな価値の創造を含めた改善が引き続き推進できていますが、これも先生方・同窓生・関連業者様を含む多くの方のご支援・ご協力の基にあり、この場を借りて御礼申し上げます。


会報 第16号